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佐渡山理莉が自信を取り戻して臨む7度目の挑戦 「自分のなかの悪魔に負けないように」【マイネク→プロテスト合格への道】

マイナビ ネクストヒロインツアーからプロテスト合格を目指す“ヒロイン候補生”を紹介する。

所属 ALBA Net編集部
小池 文子 / Ayako Koike

配信日時:2025年7月2日 08時30分

佐渡山理莉がプロテストへの思いを語った
佐渡山理莉がプロテストへの思いを語った (撮影:鈴木祥)

<JLPGAプロテスト第1次予選【B地区】 事前情報◇1日◇サミットゴルフクラブ(茨城県)>

2日(水)から茨城県のサミットゴルフクラブで行われる日本女子プロゴルフ協会プロテスト第1次予選(B地区)に佐渡山理莉が挑む。

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沖縄県出身の24歳は、中学時代、地元の大会で何度も優勝しアマチュアとして輝かしい成績を残した。2016年から18年には日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームに選出され、古江彩佳や西村優菜といった現在の米ツアーメンバーとしのぎを削った。今季は台湾ツアーに参戦しながら、マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーでは5試合に出場し、4試合でトップ5入り。好成績を残しているが、思うような球が打てていない不安を口にした。

6月19~20日に開催されたマイネクツアー第6戦「Sky Look up Ladies Cup」の最終日。後半に3連続バーディを奪うも、そのあとに痛恨の連続ボギー。「自分で流れを切ってしまった」と伸ばしきれなかったことに反省した。それでも、トータル3アンダー・4位タイで終え、悪い流れのなかでつかんだ好成績は、スコア以上に大きな収穫だった。「最近プロテスト大丈夫かなって思うくらいまで悩んでいて、自分のなかでは結構自信がなくなっていた部分があった。それが今大会で少し光が見えた」とスイングへの自信を取り戻しつつある。

過去6回出場したプロテストは4度最終予選まで進むも敗退している。昨年は2次予選から受験し、トータル1オーバー・37位タイとカットラインに2打足りず不合格となった。「最後のつもりで受けます」と話す今年は、「いつもよりは落ち着いている」と今までの経験が生きていることを実感している。会場となるサミットGCは「グリーンの読みは複雑なところもあるけど、コース自体は難しくない。自分との戦い」とイメージも悪くない。

練習では気にならないところもプロテストだと焦りや邪念が顔を出すという。しかし対処法は「秘密(笑)」。「絶対通りたい。とりあえず、気持ちと自分のなかの悪魔に負けないように」。強い眼差しと覚悟で7回目の挑戦を迎える。

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