ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「シブコが上にいるとうれしい」原英莉花が下部ツアーで実感する仲間の力

原英莉花がエプソン・ツアーのニューヨーク大会に出場。異国で戦う仲間たちの存在感を、改めて実感している。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月18日 07時30分

<カセラ・ゴルフ選手権 事前情報◇17日◇パインヘイブンCC(ニューヨーク州)◇6520ヤード・パー71>

米国女子下部のエプソン・ツアーもいよいよ終盤戦。現地時間16日、原英莉花はコースをハーフで確認し、戦いの準備を進めていた。

【写真】話題を呼んだ原英莉花の“ヒョウ柄”キャップ

「ブラインドホールが多くて、タイトなホールが続く。グリーンも小さいので、狙いどころを定めてピンポイントで打っていくことが重要」と話し、ショットの正確性がカギになると分析。「フェアウェイが雨の影響で少し伸びていて、距離感が取りづらい部分もある」と芝の状態への対応もポイントに挙げた。

昨年末の最終予選会から約7カ月。エプソン・ツアーは全20試合のうち、この大会を含めて残り8試合となった。「早いなって感じる。日本だと“もう半分来た”とか、流れを感じるけど、こっちは1試合1試合がズンズン過ぎていく感覚。特に4月はほとんど試合がなかったので、一瞬だった」と、時間の経過を実感している。

今季は11試合に出場し、予選落ちはゼロ。5度のトップ10入りを記録するなど、芝質やコース形態の違いにも順応できている。「苦戦してる感じはない。パッティングは芽の強さや傾斜のきつさで気が抜けないコースが多くて、そこが決めきれずに尾を引くことはあるけど、ショットに関しては対応できていると思う」と冷静に現状を捉える。

一方で、まだ優勝がないことは“想定外”のようだ。「もっとすんなりいけると思っていたけど、レベルが高い」と層の厚さを実感。「若い選手だけじゃなく、みんなゴルフ熱が強い」と、そのハングリー精神に触発されている。

日本勢の活躍にも刺激を受けている。12人がレギュラーツアーを主戦場として奮闘しており、「みんな頑張っているなって思う。特にシブコ(渋野日向子)が上にいるとうれしい。記事を読んでも、素直に気持ちを話してる姿がかっこいい」。かつて日本でしのぎを削った黄金世代の仲間。離れているからこそ、その存在感の大きさを改めて感じている。

現在のポイントランキングは9位。シーズン終了時点で15位以内ならレギュラーツアー昇格、10位以内ならさらに上位カテゴリーに入ることができる。今季最大の目標はもちろんレギュラーツアーの出場権獲得だが、それだけではない。

「カードが欲しいし、一打一打にプレッシャーはあるけど、勝負をかけていかないと届かない勝利もある。一年に一回は勝ちたいという気持ちは、ルーキーの頃から変わっていない」と、どん欲に勝利を求めていく。

プレッシャーよりも「意気込みの方が強い」と話すが、「試合が減ってくると自分にかけるプレッシャーもある。でも“今”にフォーカスして、一打一打に集中したい」。仲間たちに吉報を届けるためにも、ここからギアを上げていく。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

アマチュア・その他 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト