“レギュラーツアー生還”に涙する選手も　トップ通過の若林舞衣子のオフは「子供との時間も大切に」【QTの明と暗】

「今年はコロナ感染で練習ができなかった時などに、前向きに考えられなかったのがよくなかった。来年は常にメンタルを安定させ、どんな時もプラス思考でいければ」。リランキングを意識するなど、シード選手とは違う思考も働かせるシーズンになるが、最後はポジティブに「優勝目指して頑張ります」と笑顔で再起を誓った。

【その他QTを突破した主な選手】

■木下彩（QTランク2位）
「二度とQTには来たくないと改めて思いました。寒かった。寒いのが苦手で。12月は休んで、1月から来季の準備をしていきたい。今はひたすら寝て、あとは家族マージャンがしたい（笑）。好きな役は国士無双なので、来シーズンは無双できるように頑張りたいです！」

■葭葉ルミ（QTランク6位）
「疲れました！ 来季はシードに復帰して、1勝できるように。今年よくなかったことも生かしながら、拾うことはできるようになってきたので、もう少しバーティが獲れるようにしたい。（オフは）国内で調整する予定。体調管理をしっかりしながら12月は仕事をしつつ、休んでという感じになると思います」

■新垣比菜（QTランク14位）
「とりあえずよかったです。来年はシードに復帰する1年にしたい。オフはトレーニンもできるので飛距離も伸ばせていければ。去年も最後に調子を上げてQTを通ったけど、開幕してからダメだった。来年も同じ状態は嫌なので、序盤からしっかり上位に入りたいです」

■柏原明日架（QTランク19位）
「苦しい中でも、オフに向けて何が必要かが見えてきた。まだまだショット力は必要。来年はひさしぶりにQT選手として試合に出る。スタートダッシュするためにも、いいオフを過ごしたいです。（来年は）やっぱり勝ちたい！ 早めにシードを確保して、周りも自分も安心できるような成績をあげたいです」