<フォード選手権 2日目◇27日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6675ヤード・パー72>
昨季は下部のエプソン・ツアーで戦い、今季から昇格した原英莉花。ルーキーとして迎えた自身初戦の「ブルーベイLPGA」で10位と好スタートを切ると、続く「フォーティネット・ファウンダーズカップ」でも上位争いのすえに19位。今大会でも上位フィニッシュを狙ったが、トータル7オーバーの最下位に終わり、決勝ラウンド進出はならなかった。
会場のワールウインドGCは、アリゾナ州の砂漠地帯に広がるデザートコース。フラットで広い一方、グリーン周りやグリーン上にはマウンドが点在し、硬い芝によってボールが予測しづらく跳ねるのが特徴だ。
大会前には「グリーン面が見えにくいところも多いので、見えないバウンドが不安要素になって、変にコントロールしようとするショットが出ないように気を付けたい」と警戒していた。
2日間を終えて「なかなか、きのうからイメージ湧かない」と振り返る。初日に「73」と出遅れると、巻き返しを狙った2日目は2バーディ・2ボギー・3ダブルボギーの「78」。スコアを伸ばすことはできなかった。
アウトからスタートし、流れを崩したのは5番パー4だった。「5番は攻めに行った結果のダボだった。普通にプレーしていてもバーディが取れない気がしたので、ワンオンを狙っていったんですけど、あまり当たりが良くなくて、池に行ってしまった。きょうの練習場でも飛んでいたので、行けるイメージでいったんですけど、そこがキッカケで(スコアを)崩す形になってしまいましたし、なかなかバーディも取れなかったですし、大変でした…」と肩を落とす。
結果的にスコアを崩す要因となったが、その判断に後悔はない。「もしまた同じ攻める形でこの状況を迎えたとしても、私はまた同じことすると思うし、そのためにトレーニングしているし、もっと飛ばしたいし。まだまだ成長できるように頑張りたいなと思います」と前を向く姿勢を見せた。
この2日間で得た収穫は「得意なところと苦手なところが出てしまうタイプなので、得意なところでもっと食い込みたいですし、先週のコース好きな割に最後に落として終わってしまったので、そういうところをしっかりやっていかないとコロコロと(悪い方向に)いってしまうと思うので、得意なところで決めていけるようにしたいです」と噛みしめる。成長を惜しまない、原らしい姿があった。
悔しさの残る結果となったが、その中でも見えた課題と収穫を胸に、次戦での巻き返しを期す。(文・高木彩音)

