<ブルーベイLPGA 2日目◇6日◇ジャンレイク・ブルーベイGC(中国)◇6712ヤード・パー72>
これがデビュー戦の櫻井心那はドタバタの一日を笑顔で振り返った。「大変でした。疲れた…(笑)」。トータル1アンダー・28位でカットラインをクリア。まずは予選通過を決めた。
昨年12月のQシリーズ(米最終予選会)を突破して迎えたルーキーイヤー初戦。前日のデビューラウンドでは、初バーディが“旗直撃弾”という鮮烈な一打だった。初日は3バーディ・2ボギーの「71」で、1アンダー・26位。この2日目は浮上を狙ったが、出だし10番でティショットを大きく曲げたことをきっかけにダブルボギーを喫した。
それでも16番から折り返し直後の1番まで、4連続バーディを奪う。1~2メートルのチャンスにつけて決める、まさに「理想的」な取り方だった。
「4連続が来たときにちょっと調子に乗りましたね。トップ10あるんじゃない?って」。だが、その直後に難易度の高い2番でボギー。最も易しい3番パー5では「ブッシュから必死に出して寄せワン」とガッツボギーだった。4番パー3でも落として3連続。上位の背中が遠のいてしまった。
開幕前は調子の悪さを心配していたが、ひとまず予選を通過した。首位とは10打差がついたが、トップ10とは5打差。「調子に乗らないように。落ち着いて、楽しく行きます」。上位フィニッシュを見据えて週末に向かう。
全体最終組でホールアウトしたあと、練習場に直行した。「アゲンストのときにドライバーで悪いクセが出る。突っ込んで手元が上がって返しちゃう。低く打ちたくてフェースを閉じにいっちゃうんです」。正面、後方から何度かスイング動画を撮影し、「分かったかも!」と修正の手応えをつかむと、10球ほど打ったところで切り上げて帰宿。ムービングデーは大爆発の“COCONA”劇場に期待したい。(文・笠井あかり)

