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古江彩佳は風とパターに苦戦し『75』 首位と6打差に開くも「まだ近いなあと」

韓国戦初日は『64』と好発進した古江彩佳だが、2日目はパターに苦戦。『75』と足踏みをしてしまった。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年10月20日 18時26分

<BMW女子選手権 2日目◇20日◇ソウォンバレーCC(韓国)◇6647ヤード・パー72>

初日「64」の好発進を決めた古江彩佳は、風とパターに苦戦した。前半は耐えながらひとつ伸ばしたものの、後半はボギー4つでバーディは来ず。2バーディ・5ボギーの「75」として、トータル5アンダーの12位タイに後退した。

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北から吹いた冷たい風。その強さは最後まで衰えることはなかった。コース内ではその風が舞って、「逆風が吹いたりするところもある。タイミング次第で全然ちがうボールの行きかたになった」と、方向やいきなりの突風に対応することは難しかった。17番パー4では「まっすぐ打ったのに風変わってた?みたいな。フォローのはずが壁で当たってアゲンストになった」と、2打目がグリーン左手前のバンカーにつかまりボギー。「いろいろありました」と、いいショットが“計算外”の風に持っていかれて…という場面も少なくなかった。

なかなかかみ合わないショットは、グリーン上にも影響を与えた。「(ショットが)少し良くないというところが、パターも入らないというところで、リズムも変わっていって、流れを自分で余計に崩してしまった」。2番でバーディを先行させたが、続く3番は1メートルほどを外してボギー。後半13番で短い距離を外してボギーとすれば、上がり2ホールではともに2メートルが決まらなかった。「(悪いイメージは)きょうはそこまでなかった」というものの、この日は36パット。ズルズル後退する原因になったパッティングには「残念」と悔いが残る。

それでも、この難しいコンディションで上位勢も伸ばしきることができず、首位はトータル11アンダー。トップとは2打から6打に差は開いたが、「まだ近いなあと。きょうが難しかった分、そこまで伸びていないというのが自分にとっては良かった」と、残り2日間で逆転可能な位置に踏ん張った。「上を見て(スコアを)上げるだけだと思うので、あしたもアンダーを目指して頑張りたい」。いつも通りの“自然体”で週末の36ホールを見据えた。(文・笠井あかり)

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