渋野日向子が14日、日本航空(JAL)が中央区築地にあるPGMゴルフアカデミー銀座で開催したイベント『渋野日向子×JAL スペシャルゴルフデー』に出演。2019年からサポートを受けるJALとタッグを組み、ファンとの交流を楽しんだ。
このイベントは、23年から開催され今年1月以来となる4度目という恒例行事。参加者はJALマイレージバンク会員で、マイル交換特典として募られた。ジュニアの部となった第一部は、小学生から中学生まで6人の子どもが参加。スナッグゴルフ教室やじゃんけん大会などで盛り上がった。子ども好きの渋野にとって、笑顔が絶えない時間だ。
スナッグゴルフ教室では競技経験者、未経験者を問わず渋野による指導が行われた。だが、その上達の速さに、「みんな上手! 何を教えたらいいか分からん」と感心しきり。イベントの最中には『勝負飯はなんですか?』と子どもから振られ、「肉! 焼き肉!」と即答するシーンも見られるなど、一人ひとりと“距離が近い”コミュニケーションがとられた。
指導の後にはスナッグゴルフの的当て対決も。ハンデとして「年一(回)やるくらい」という左打ちで挑んだ渋野だが、慣れない動きとは思えない鋭いスイングを披露。“真剣勝負”ゆえ、子どもに敗れることもあったが、常に笑顔で楽しそうな姿が印象的だった。
その後に行われた大人の部(第二部)では、参加者とのゴルフ対決や豪華賞品が当たる抽選会を実施。アプローチ、ニアピン、ドラコンに分かれた対決では“21連戦”に挑み、11勝10敗と辛くも勝ち越し。この結果については、「過去最低! まー、それも愛嬌ということで」と話し、報道陣の笑いを誘った。
渋野は9日まで行われていた来季の米ツアー出場権がかかる最終予選会(米アラバマ州)に参加し、11日に帰国したばかり。イベント中には、その試合について参加者から質問が飛び、「ご飯もあまり食べられなかった。ひさびさのQTで、体も心も疲れました」と振り返る場面もあった。
だが「すごい近くで触れ合えて、対決までできるのはこのイベントならでは。めちゃくちゃいつも楽しませてもらってます」と、この日はファンから力をもらう時間に。来季へ向けた本格準備を前に、オフならではの時間を満喫した。(文・間宮輝憲)
