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古江彩佳は今季米初Vに届かず 優勝戦線に乗るも風の変化に苦戦「集中力が続かなかった…」

首位と3打差で迎えた最終日。古江彩佳は悔しさが残るラウンドとなった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年3月31日 16時00分

<フォード選手権 最終日◇30日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6661ヤード・パー72>

首位と3打差の3位タイで最終日を迎えた古江彩佳だが、3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「72」でラウンド。トータル15アンダー・17位タイと今季米ツアー初優勝には届かなかった。

【写真】古江彩佳の安定感の秘密を教えます 「腕とクラブの重みを使う天才」

首位と3打差の3位タイで最終日を迎えた古江彩佳だが、3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「72」でラウンド。トータル15アンダー・17位タイと今季米ツアー初優勝には届かなかった。

1番の出だしから連続バーディ奪取と幸先のいいスタートを切る。しかし3番から9番までパーを並べたあと、後半の10番でボギー、13番でダブルボギーとスコアを崩した。「攻めた結果よかった」と16番でバーディを奪ったがスコアを伸ばすことができなかった。

一日を振り返ると「プレー自体はそこまで悪くはない」とショットなどには原因はなかったが、「風が止んだり吹いたりというのが難しい」と風の変化に苦戦。さらに「いいパットをしているけど惜しいのがいくつかあったので、その辺でなかなか集中力が続かなかったのかな」とコンディションの変化や、決めきれないパッティングへのフラストレーションから気持ちに影響が出てしまった。

そのなかでも上位を狙う気持ちは切れていなかった。いい流れにもっていくために「何かリズムを変えるしかない」と意識。これまでは「速くプレーすることはいい状況」と自身のプレースタイルを持っていたが、この日は「それができない状況で、逆に遅くしたりした」と試行錯誤しながら最後まで戦ったが、しっくりくる流れにはできなかった。「出だしがよかったのに、最後まで流れかつかめないまま、落としてしまったので悔しい」と唇を噛んだ。

来週行われる「T-モバイル・マッチプレー」に向けて調整に励んでいく。「楽しみかなとは思うので、しっかり攻めるプレーで、駆け引きがうまくできたらいいなとは思います」と意気込んだ。

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