<HSBC女子世界選手権 事前情報◇25日◇セントーサGC(シンガポール)◇6793ヤード・パー72>
今大会は“アジアのメジャー”とも呼ばれている。春のアジアシリーズ3試合「ホンダLPGAタイランド」「HSBC女子世界選手権」「ブルーベイLPGA」のうち、今大会が唯一、世界ランキングによる出場枠がポイントランキングの枠より上に位置している。
世界ランクトップ10からは9人が出場。トップ25で考えても22人が揃うエリートフィールド。そのなかで、山下美夢有は日本勢最高となるランク5位。まさに大会の顔役だ。
昨年覇者のリディア・コ(ニュージーランド)や世界ランク1位のジーノ・ティティクル(タイ)らとともに、大会のキービジュアルに選ばれ、コースには顔が大きく掲載。シンガポールの街中でも至るところにそのポスターが貼られている。「いやあ…初めてです。めちゃくちゃ真剣そうですよね、ひとりだけ(笑)」とちょっぴり恥ずかしそうだ。
過去2シーズンの優勝者のみが出場できる開幕戦から3週間ぶりの試合だった、先週のホンダLPGAタイランドは18位だった。「オープンウィークのときはあまり感じなかったけれど、いまのフィーリングはだいぶ良くなっていると思います。あとは精度ですね」と、感触も試合を重ねるごとに研ぎ澄まされている。
「シーズン序盤は勢いよく行きたいと思っています。いいパットを決めていきたいです」。来週の中国大会はスキップ。数週間のオフを経れば、米本土での転戦が始まり本格的なシーズンインになる。シンガポールでその弾みをつけたい。(文・笠井あかり)

