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畑岡奈紗、“7年目の挑戦” 5連戦の中間地点は「徐々に調子を上げて」

米国女子ツアーはロスで新規大会が開幕。畑岡奈紗は初日を1アンダーで終えた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年4月28日 13時10分

<JMイーグル・LA選手権 初日◇27日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

昨年優勝した「DIOインプラントLAオープン」と同じコースで行われている本大会。畑岡奈紗は初日を4バーディ・3ボギーの1アンダーで回り、33位タイで滑り出した。

スタートの1番でティショットをバンカーに入れて、幸先悪くボギーを喫した。それでも2番、3番で連続バーディを奪取すると、7番でボギーを喫するも8番でバウンスバック。この日は14ホール中12ホールでフェアウェイキープと、安定感をすぐに取り戻した。

だが、1アンダーで挑んだ後半はスコアが動かずバーディとボギーが1つずつ。チャンスメークがうまくいかなかった。「やっぱりセカンドショット以降は縦の距離だったり横のブレが目立ったかな」と、持ち味の切れ味鋭いアイアンショットが影を潜めた。

そんななかでも最低限のアンダーパー。今週はテークバックだけを注意して臨んでいるが、完全に理想通りとはいっていない。そこに不満を感じてもおかしくないが、現在は改善途上と割り切る気持ちもある。

「5連戦の真ん中。来週もすごく大事な試合だし、(その翌週の)ファウンダーズもすごく大きな試合。これに向けて徐々に調子を上げていきたい」というスケジュールも立てながら、過程を大事にしている真っ最中だ。

畑岡にとって5連戦は米ツアー参戦初年度以来のこと。「しっかり練習、トレーニングの量を調整しながら」と、ペース配分が重要と説く。「うまくセーブしながら」という気持ちもあるため、1日だけの成績に一喜一憂はしない。

これまではハードワークで体を慣らしてきた畑岡も、いままでの経験を踏まえ、体もショットも適度なビルドアップを心がける。「練習の量もトレーナーさんと相談しながらやっているので、疲れはあんまり心配していない。頭の整理もしっかりしないといけないので、そこも相談しないと」とやるべきことは明確。あとはこれを結果につなげるだけだ。

この日は午後のラウンドでグリーンの状態もポアナ芝特有のポコポコ仕上げ。2日目は朝一のスタートということもあって、コンディションの違いを警戒する。「朝は寒いかなと思うので、しっかりウォーミングアップしてやりたい」。“コース連覇”に向けて目の前をしっかりと見据え、いい形で週末に向かうつもりだ。

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