<フォーティネット・ファウンダーズカップ 初日◇18日◇シャロン・ハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542ヤード・パー72>
今季2戦目を迎えた渋野日向子は、初日を2バーディ・3ボギーの「73」で回り、1オーバー・72位タイとなった。
最終18番でパーパットを沈めると、悔しそうな表情を浮かべた。すぐに持ち前の笑顔に切り替えたが、その胸中は隠しきれない。「前半はいいチャンスがけっこう多かった中で、なかなか決めきれなかった。最終的にオーバーになってしまってすごく悔しいです」。
前半はショットを「5メートル以内」につける場面も多かったが、パッティングがかみ合わず惜しい展開が続いた。それでも午後組のスコアが伸び悩む中、1アンダーで折り返した内容は悪くなかった。
この日は快晴で最高気温31度を記録。暑さの影響もあり、練習日には重いとされていたグリーンは次第に硬さを増していった。この変化に苦しむ選手も多く、「攻めるところは攻める、広いほうに狙うところは狙うという感じで、しっかり考えながらやりたかったんですけど、なかなかうまくいかないところもありました。チャンスを作ったところで決めきれないのはすごくもったいなかった」と振り返った。
最終18番パー5では、ティショット、2打目ともにフェアウェイを捉えたが、3打目のアプローチは着弾後に大きく跳ね、そのまま斜面を上って止まった。思わず下を向いて肩を落とし、「最後もあそこまで行くとは思っていなかった。(スピンコントロールの)計算がうまくできていなかったと思います」とグリーンへの対応に課題を残した。
「グリーン上でもったいないパットがかなり多かったので、そこも悔しい」と振り返り、パット数は31回。ラウンド中にはカップイン後にパターで素振りを繰り返す場面も見られた。パッティングについては「それ以前の問題という感じでした。打った瞬間から“入らないな”と感じることが多かったです」と語り、ストローク面に課題を残した。チャンスが多かっただけに「もう少しいいスコアで回れたと思うので、しっかり切り替えていきたいです」と悔しさをにじませた。
決勝ラウンド進出へ向け、巻き返しを狙う。あすに向けては「パッティングを多めにやろうかな」と課題の調整に取り組む構えだ。この日は午後スタートでホールアウトは現地時間午後6時前。2日目は午前7時47分と早いティオフとなるが、「しっかり休むことも大前提かなと思っています」とコンディション調整にも気を配る。あすはチャンスをものにしたい。(文・高木彩音)

