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「むちゃくちゃ」から「ステディ」なゴルフへ 渋野日向子の『71』に詰まっていた感情

「むちゃくちゃ」から「ステディ」なゴルフへ 渋野日向子の『71』に詰まっていた感情

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年9月17日 14時00分

ポートランドクラシック 2日目◇16日◇コロンビア・エッジウォーターCC(米オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>

首位と4打差のトータル6アンダー・13位タイで、3戦ぶりの決勝ラウンド進出を決めた渋野日向子。リーダーボード上の結果だけを見ると上々にも思えるが、本人は「むちゃくちゃなゴルフ」に首をかしげる。

3試合ぶりに予選通過! 渋野日向子のインタビューが届きました!【動画】

「こんなに騒がしいのも久しぶり。アンダーで回れたのはビックリ」。苦笑いを浮かべながら話すように、確かに本当にいろいろなことが起きた2日目だった。4番のボギーを5番パー5のバウンスバックで返した後の7番パー5では、ピン手前8メートルからのイーグルトライを決め拍手を浴びた。

8番では初日の13番に続いて2日続けてのチップインバーディを奪い、10番パー5では2打目を池に落としながらも、その後をパーでまとめあげた。11番では本人が“一番印象に残った”と振り返る、林のなかからのミラクルパーセーブも。『71』というスコアのなかには、“歓喜”、“不満”、“驚き”、“怒り”、そんな喜怒哀楽がつめこまれていた。

5アンダーで3位発進を決めた初日だったが、その内容には「50点」と辛口の評価を与えていた。2日目も目を見張るプレーは多かったが、その反面、ミスでうなだれるシーンも目についた。例えばバーディを奪った5番も、ティショットをひっかけ左に伸びる池方向に飛び「ヒヤッとした」後に奪ったもの。グリーン左奥の傾斜下から決めた8番のチップインも、「一番外しちゃいけんところに外した。モヤモヤしたけどラッキーでした」と、ショットのミスが結果的にバーディにつながっただけと認識している。

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