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上原彩子のうれしい誤算 「距離感が分からない…」の裏にある伸びしろ

上原彩子のうれしい誤算 「距離感が分からない…」の裏にある伸びしろ

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2022年9月12日 10時00分

クローガー・クイーンシティ選手権 最終日◇11日◇ケンウッドCC(米オハイオ州)◇6515ヤード・パー72>

1年2カ月ぶりの決勝ラウンドをプレーしたあと、上原彩子は言った。「距離感が分からなくなっている」。精度を武器に戦っている選手だけに意外な言葉だった。

上原彩子の“体で打つため”の新ルーティン【連続写真】

だが、それは飯島茜に師事し、行っているスイング改造の成果でもある。「うまくスイングできたときはすべての番手で飛ぶようになっています。ただ、ミスしたときはそうではありません。クラブ選択が難しい」と飛距離はアップしているものの、まだ確率が高くない。「それでも今週はミスした時のリカバリーがうまくできました」と持ち前の小技で不安定なショットを支えた。

4日間を終えて「ここに戻って来られたことがうれしい」と改めて米ツアーに復帰できたことを喜んだ上原。伸びしろをさらに磨いて、進化してカムバックしたことを証明したい。

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