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最終日に6バーディで「すごく勉強になった」 畑岡奈紗が調整した“スキッド”ってなんだ?

最終日に6バーディで「すごく勉強になった」 畑岡奈紗が調整した“スキッド”ってなんだ?

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2022年9月12日 07時40分

クローガー・クイーンシティ選手権 最終日◇11日◇ケンウッドCC(米オハイオ州)◇6515ヤード・パー72>

初日に1打差2位と好発進を決めながら、2日目、3日目と「いいパッティング」をしているもののカップに嫌われ続けた畑岡奈紗。だが、最終日は7メートル級を2度決めるなど27パットでまとめ6バーディを奪い、トータル7アンダーの20位タイで4日間を終えた。

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パッティングが改善した理由に挙げたのが「スキッド」の修正だ。「(2日目以降も)ずっといいパットはしていたけど、状況によって、とくにグリーンが硬くて乾いてきたときに、最初のスキッドがでて、そのぶん上に抜けているのかなと思った。調整したらよくなった。それはすごく勉強になった」と考え方の修正がうまくいったとした。

ところで、この“スキッド”とは何だろう。これはインパクトしてからボールに順回転がかかるまで無回転でスリップしているときの状態のことだ。この状態が長く出てしまっていたことでラインに乗るまでに時間がかかり、イメージしたラインに乗らず抜けてしまっていたのだ。その計算を調整したことでラインに乗るようになり、バーディパットが決まるようになったのだ。

パッティングのイメージを取り戻して挑む次戦は再来週の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」。過去2度制しており、今年は連覇のかかる戦いだ。「たぶん1週間はあっという間、練習だけで終わっちゃうと思う。思い入れのあるコース、しっかり調整して自信をもってアーカンソーに行きたい」。フェアウェイがコーライ芝でグリーンがベント芝という「すごく自分には合っている」という舞台。今週出た課題をしっかりと消化して、昨年ホールインワンを2度達成したトーナメントへと向かって行く。(文・秋田義和)

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