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泣きっ面に蜂 惜敗のレクシー・トンプソンがスロープレーで罰金

泣きっ面に蜂 惜敗のレクシー・トンプソンがスロープレーで罰金

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年6月27日 12時51分

まさに泣きっ面に蜂 惜敗のレクシー・トンプソンにスロープレーの通達が
まさに泣きっ面に蜂 惜敗のレクシー・トンプソンにスロープレーの通達が (撮影:南しずか)
強風に見舞われたコングレッショナルCC。メジャーの舞台に相応しい難コースが牙を剥いた。終盤はレクシー・トンプソン(米国)とチョン・インジ(韓国)との白熱の戦いだった。

いまも語り草 メジャーで起こった“レクシーの悲劇”【写真】

前半に4打落としたインジをレクシーが一時は逆転した。しかし、2打リードしていたレクシーは16番パー5でアプローチをミスしてボギーとすると、一方のインジは2メートルを沈めてバーディ。トータル5アンダーで二人が首位に並び残り2ホールへ…。だが、この2ホールはスロープレーの「計測」が入り、ルールオフィシャルがタイムを計った。

実は前日の第3ラウンド、最終組のプレーがなんとホールアウトに『5時間45分』を要し、米国内で放映したNBCが最後の30分をCNBCでの放映に切り替える、という事態が発生していた。米国内で女子ゴルフが日本でいういわゆる「地上波」の3大ネットワークで放映されることは稀(まれ)。メジャーならではのNBCでの放映だっただけに、非常に残念な出来事だった。

17番パー4。インジは3メートルのバーディチャンスにつけながら外れてパーに。レクシーはそれよりもやや短い3メートルにつけていたが、オーバー。返しも慎重に打ったがカップを通り過ぎ、悔しさで唇を噛んだ。

最終18番パー4。レクシーのティショットは大きく右に曲がり深いラフへ。右前に木もあり、何度も状況を確認して打ったセカンドは見事に4メートルのチャンスについた。しかし、入れればプレーオフというこのバーディパットも入らず。天を仰いだレクシーは、インジを笑顔で祝福。大会は美しく幕を下ろしたかに思えた。

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