予選通過は間違いなかったが、悪い流れを断ちきり決勝に進みたいところで、「バーディがほしかったので、入ってくれてラッキー」と、18番で下りの7メートルをしっかりと打ち切りカップイン。気持ちよく一日を締めくくった。
古江自身もそうだが、この日は全体的にスコアが伸びず、ハナ・グリーン(オーストラリア)がトータル9アンダーで抜けている以外は、トータル6アンダー以下で混戦模様。「『あんまり伸びていないな』というのは見ていて。この風だと難しいんだなというのは思っていた」と、冷静に周囲も分析。ツアー屈指の飛ばし屋二人との予選ラウンドも意に介さず、古江が常に口にする“自分のゴルフ”を貫いた2日間。あとは上を見て、上位を目指すだけだ。(文・高桑均)

