60台のラウンドも8回と、全20ラウンドの4割がビッグスコアというのも、明るい材料。シード争いも昨年ベースで考えればすでに突破。「トップ10が2回は予想外。もうちょっと苦労するかと思っていたけど、去年よりも自信が出てきたし、こうやって4日間いいプレーができるとこの一にいられると確認できたのはよかった」と、上々のシーズン滑り出しには満足だ。
何はともあれ、シード権確保という命題をクリアする勢いには「気持ち的には楽です」と、あとはツアーメンバーとして初優勝を狙う。「ここからぜんぶ予選落ちしたらやべ〜から(笑)」と自虐コメントがでるほど、リラックスムード。「予選通過できるように頑張ります。初心が大事なので(笑)」と控えめな意気込みを示したが、4位、2位ときたら、次はやっぱり、優勝しかない。(文・高桑均)
