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パーオン率は世界トップ2に次ぐ好数値 稲見萌寧は暑さで「目がショボショボ」もメダルへ“視界良好”

パーオン率は世界トップ2に次ぐ好数値 稲見萌寧は暑さで「目がショボショボ」もメダルへ“視界良好”

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年8月6日 07時00分

東京五輪ゴルフ競技(女子) 2日目◇5日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>

稲見萌寧が2日目に「65」の猛チャージだ。「悪いショットも少なく、パターも入ってくれた。ティも前に設定されて狙える場所が増えたのが一番大きかった」と、一気にトータル7アンダー・6位タイに浮上した。

バーディ締めで右こぶしを握る稲見萌寧【大会フォト】

2つ伸ばして迎えた6番パー4で、大きな見せ場がやってきた。ここもティが前に出され1オン可能となったホール。ドライバーで放った第1打がグリーン奥エッジに着弾すると、「下りのちょいスライス。そこまで無理という感じでは無かった」という残り15ヤードのアプローチを直接カップに沈めた。このイーグルが、その後のプレーにおいて「大きかった」と振り返る。そこからも3つのバーディ(1ボギー)を奪い、伸ばしあいの展開にしっかりとついていった。

こだわりをもつパーオン率は、この2日間で80.56%を誇る。これは首位に立つ世界ランク1位のネリー・コルダ(米国、88.89%)、同ランク2位のコ・ジンヨン(韓国、83.33%)に次ぐ、全体3位タイの数字だ。ラウンド中は、開幕前に気持ち悪さを感じていたバックスイングの動きを確認するシーンも見られたが、試合になるとしっかりとスコアにつなげるのは、今年5勝を挙げているツアーでもよく見られる“現象”だ。

首位とは6打差。残り2日間あれば、十分に逆転可能な差に食らいついている。台風の影響で54ホール短縮の可能性があることがこの日のラウンドまでに稲見にも伝えられたというが、やはり「なるべく4日間で」という気持ちは大きい。その後、3日目、最終日を2ウェイにし72ホールを完遂する方針が、大会をとりしきる国際ゴルフ連盟(IGF)から発表されたが、週末が悪天候という見込みは変わらないため、あとは天に祈るしない。

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