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笹生優花は最終日に“爆発力”みせるも「安定したゴルフを」 次戦は国内鹿児島大会

笹生優花は最終ラウンドで「66」をマーク。持ち前の爆発力を発揮して、トップ10に食い込んだ。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年3月6日 13時00分

<HSBC女子世界選手権 最終日◇5日◇セントーサGCタンジョンC(シンガポール)◇6774ヤード・パー72>

13位タイで最終日に臨んだ笹生優花は「66」で回りトータル13アンダーまで浮上。順位も6位タイまで上げて4日間を終えた。

終盤の17番パー3はこの日唯一のボギーとしてしまったが、そこまで7バーディを奪う会心のプレー。「全体的に安定していたし、パターも入ってくれたのでスコアにつながった」と一日を振り返る。

初日「67」の単独2位でスタートした今大会。2日目「70」と伸ばしたものの、3日目に3バーディ・3ボギーの「72」と停滞し、優勝争いからは大きく水をあけられる形になった。それでも、悪天候での中断を挟みながらにもかかわらず、トップ10でフィニッシュした4日間全体を振り返ると「ビッグスコアも出たしよかった」と手ごたえも感じる。

これで今季3戦12ラウンドを行い、60台でのプレーは5回目。うち「66」が1回、「67」が3回と笹生らしい“爆発力”もみせている。だが、「いいスコアで回ることはいいことだけど、それよりも安定したゴルフも大事。もう少し安定したゴルフができれば」と冷静に語る。

米女子ツアーは2週間のオープンウィークを挟むが、その間に笹生は3月17日に開幕する国内女子ツアー「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」(鹿児島・鹿児島高牧カントリークラブ)に出場する。スポンサー推薦での出場となるが「推薦をいただけてありがたく思っているので、頑張りたい」と意気込んだ。(文・笠井あかり)

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