主役はもちろん“渋野日向子” 今年の全英女子PVがかっこいいです【動画】
世界ランク4位(当時)のミンジー・リー(オーストラリア)、メジャー2勝のアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)という名手2人とのグループにも臆することなく、単独2位で決勝進出した渋野。成績順の組み合わせとなるこの日は、ツーサムでのラウンド。もちろん最終組の一人として首位のアシュレー・ブハイ(南アフリカ)との組に入った。
3人で回るのとは異なるリズムでの戦いとなったが、2番のパー5で3打目を1メートルに寄せてバーディを奪い幸先のいいスタートを切った。だが5番パー4でセカンドをミスしてボギーとすると、9番では3パットでスコアロス。結局、前半はスコアを1つ落とし、トータル8アンダーの6位タイまで後退してしまった。
自らのプレーのふがいなさから、ハーフターン時には10番ティ横にある茶店トイレに駆け込み怒りを“発散”。すると、これで息を吹き返したかのように、後半は見違えるラウンドとなった。
10番でバウンスバックとなるバーディを奪うと、12番で1つ、さらに14番、15番で連続バーディを奪取。そして17番パー3のティショットを3mにつけスコアを伸ばした時点で、頭1つ抜け出した。最終18番でも2打目を1.5mにつけてバーディ締め。単独トップで最終日へと向かうことになった。
