米ツアー本格参戦後2試合目をオーストラリアで迎えた河本結だったが、クリークコースを回った初日は1イーグル・4バーディ・6ボギーと出入りの激しいゴルフとなった。順位もイーブンパーの80位タイと出遅れ。ビーチコースを回る2日目の巻き返しを誓った。
河本結の真っ赤なドレス姿が超情熱的!【写真】
“デビュー戦”となった前戦の「ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ」でいきなりのトップ10入り(8位タイ)。この日の河本は、勢いそのままに1番をバーディで発進した。さらにツーオンに成功した2番では、1.5mのイーグルパットをきっちり沈め、ロケットダッシュに成功。流れをつかんだかに見えた。しかし、6番からは4連続ボギー。10番で1つスコアを戻したものの、その後も2バーディ・2ボギーと伸ばすことはできず、ピリッとしないラウンドになった。
そんな1日を「不思議なゴルフ」と表現。好発進した序盤から、すでに胸にザワつくものもあったという。「(2番を終え)きょうはどういうゴルフになるんだろうという期待と不安があった。このコースは、バーディもボギーも出る。いかにスコアを落とさないかが重要だと考えていましたが、途中でボギーが続いてしまって…。『何が起こったんだろう』という感じでした」。リンクス特有の強い風と、自らが招いたミスに苦しんだ。
「パッティングのタッチやライン読みが合っていなかったので、明日に向けて修正しなければ」と、グリーンも流れを阻む要因に。「(使用する)パターに迷いが出てしまった。芝が荒いので初速が出てくれるパターの方がいいと思ったんですけど、この間の試合で良かったパターを使用したら、タッチが合いませんでした」。わずかな感覚の誤差を最後まで埋めることはできなかったが、それでも「これも経験かな」と割り切った。

