<ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日◇29日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>
米2年目のシーズンもアグレッシブさは変わらない。過去2年間の優勝者のみが出場できる開幕戦のエリートフィールドに、岩井明愛が初出場。6バーディ・3ボギーの「69」で回り、新シーズン初ラウンドを60台にまとめた。
「グリーンが仕上がっていて速いんですよ。なので、アンダーで回れてよかったです」。2メートルにつけた前半11番パー5でバーディが先行。12番を3パットのボギーにしながらも、13番パー3では1メートル弱につけてバウンスバック。「出だしがよくて少し安心していけた」とリズムをつくっていった。
後半6番を終えて2アンダー。手堅くまとめたい終盤で、ドラマがあった。7番ではティショットが左に曲がって木の根元に。レイアップして、残り98ヤードから4メートルにつけてガッツパー。8番では逆に右にいき、ここでもなんとかパーを拾った。
「けっこうプレッシャーのないホールで曲げてしまった。考えすぎず、シンプルにやればよかったなとは思うんですけど、結果、ガッツパーだったのでよかったです」
続く9番ではしっかりとフェアウェイに運んだ。「気持ちよく振ってやろうと。思いっきり振っていけるコースだと思います」。そこからガードバンカーまで運んでバーディ締め。首位と3打差の3アンダー・8位タイにつけた。
オフはわずか2カ月間。「すぐにシーズンが始まっちゃうと分かっていたので、いつもより気が抜けなかったです。ずっと試合モードでした。準備万端かと言われたらそうでもないと思うけど」。そう話していた開幕前。そんな不安は自らの好プレーで払しょくした。
57%(8/14)だったフェアウェイキープ率がより安定していけば、さらなるスコアも期待できそう。「まずはハマれるかどうかが問題ですけど…。でも気持ちよくゴルフをしたい」と、まずは自らのスタイルを貫いていく。(文・笠井あかり)

