<ファンケルクラシック 最終日◇18日◇裾野カンツリー倶楽部(静岡県)◇7027ヤード・パー72>
大会2日目の17日から2日間にわたり、「女子プロエキシビションマッチ」(6122ヤード・パー72)が行われた。30~45歳の女子プロゴルファーを応援する「Lady Go(レディゴー)」の協力のもと、有村智恵、原江里菜、宮里美香、吉田弓美子、西山ゆかり、成田美寿々の6人が参加し、大会を盛り上げた。
初日に「64」をマークした原は、最終日も6バーディ・1ボギーの「67」で回り、トータル13アンダーで逃げ切り優勝。2位に8打差をつける圧勝で、優勝賞金100万円を手にした。
初日は男子シニアプロの組に女子プロが1人ずつ加わる形式だったが、最終日は女子プロだけの組でプレー。ここでも原の強さが際立った。
2位に6打差をつけて迎えた最終日。大差をつけているからこそ負けられないというプレッシャーに加え、前日の好スコアにも注目が集まっていた。
「いろんなシニアプロの方に、『ナイス』、『どうやって出したの、すごい』とか褒められて、うれしい反面、きょうダメだったらどう思われるだろう…」
そんな新たな重圧もあったというが、「きのうは緊張しすぎてあまり覚えていないのですが、きょうは自分の悪いところを考えて、次はこうしようとか考えながらプレーできました。きょうも褒められたいと思ってがんばりました」。今季一番という納得のプレーで、後続を寄せつけなかった。
11月には39歳となる原。今季はレギュラーツアー9試合、ステップ・アップ・ツアー6試合に出場している。「今年もQTを受けようと思っているので、どんなコースセッティングでもビッグスコアを出せたのは、自信になります」。来季以降の戦いにもつながる2日間となった。
シニアプロに交じっての真剣勝負を振り返ると、「プロアマに参加するお客様の気持ちがわかりました」と話す。普段とは違う緊張感を味わい、翌日には「緊張ってこんなに疲れるんだね」と女子プロ同士で話すほどだった。
また、プレースピードは速くても、一打一打を丁寧にプレーするシニアプロの姿から学ぶことも多かった。「バーディをとったときにリアクションを取って声援にこたえるなど、ファンサービスがすごかったです。選手が盛り上がったら、ギャラリーの人も盛り上がりやすいだろうなと思ったので、私も見習いたいです」。
シニアプロたちの丁寧なプレーとファンサービスに刺激を受けた原。今後はバーディを奪った際のリアクションにも注目したい。(文・小高拓)
