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【コマツOP】高見和宏、久々の会心プレーも立ち塞がるのは“脅威の新人”

【コマツOP】高見和宏、久々の会心プレーも立ち塞がるのは“脅威の新人”

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2016年9月8日 20時45分

<コマツオープン2016 初日◇8日◇小松カントリークラブ (6,917ヤード・パー72)>

 PGAシニアツアー『コマツオープン2016』が9月8日(木)に開幕。初日の競技を終えて、首位・7アンダーにプラヤド・マークセン(タイ)、単独2位・6アンダーに高見和宏と同組で回った2人が上位発進。「マークセンには敵わないわ」と笑ったが、いい緊張感に引っ張られる形でスコアを伸ばした。

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 荒天による中断でスタートが遅れた初日。高見らのティオフ時も雨風が強い状況だったが、1番パー5のティショットで「信じられないくらいの会心のショットが飛び出して、マークセンよりも飛んでいた。ピンまで残り235ヤード。あのアゲインストの中で“どうして、そんなに飛んだか!”って分からないくらい」と自画自賛のショットが飛び出すと、2打目を残り27ヤードまで運んで、3打目をサンドウェッジで捻じ込み“おはようイーグル”。その後も1日を通して安定したスコアメイクで1イーグル・4バーディで18ホールを回りきった。

 「自分としては最高(のプレー)。グリーンを1回も外していないし、アプローチもしていない。とにかく今日のゴルフは出来過ぎ、でもトップでないのが悔しいね(笑)」と久々の会心のプレーで“66”にも関わらず、マークセンはさらに上をいく7バーディ・ノーボギー。

 「雨風が強くて“このホールはレイアップかな”と思っても、ドライバーでガンガン攻めていく。2打目をミスして怒ったような素振りをしても、次のアプローチでチップインしたり…怒っていたのにアドレスに入ると集中したりする」と脅威の新人を賞賛しつつ、ともに良い緊張の中でプレーできたのが好スコアにつながったという高見。2日目も同組となるが、「マークセンに勝てるショットは打てないけれど、マークセンも人の子だからね」と遅れをとるつもりはない。

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