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国内男子シニア PGAシニアツアー

PGA会員で満50歳以上のプロゴルファーが参加できる。

男子メジャーを超える集客 ゴルフレジェンド最強決定戦の成功と課題

男子メジャーを超える集客 ゴルフレジェンド最強決定戦の成功と課題

配信日時:2015年6月5日 18時58分

この日は悪天候ながら2801人のギャラリーを動員<提供:PGA>
この日は悪天候ながら2801人のギャラリーを動員<提供:PGA>
<日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権 ゴルフパートナーカップ 初日◇5日◇よみうりCC(グランド6,660yd ゴールド6,049yd パー72)>

 兵庫県にあるよみうりCCで開幕した「日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権 ゴルフパートナーカップ」は初日の競技を終えて、60歳以上のグランドシニア部門は4アンダーで大屋和茂が首位、68歳以上のゴールドシニア部門では佐藤正一が3アンダーで単独首位に立った。

国内シニアの試合をフォトギャラリーで振り返る!

 グランド・ゴールドシニアという名前になじみがないかもしれないが、日本のシニアツアーは50歳以上のシニアに他に、60歳以上のグランドシニア、そして68歳以上の選手で争われるゴールドシニアの3カテゴリーが存在する。今大会は年配の2カテゴリーの最高峰タイトルとして、グランドシニアは1973年から開催されている(ゴールドは1981年から)。

 当然のことながら、フィールドには歴代のレジェンドが名前を連ねる。今年60歳になるPGA会長の倉本昌弘が今大会でグランドシニアデビューを果たしたのも大きなトピックだ。そのネームバリューにも後押しをされて、初日は昼前から冷たい雨の落ちる最悪なコンディションながら2,801人のギャラリーを動員した。これは同週に関東で開催されている男子メジャー「日本ゴルフツアー選手権」2日目の2,164人を上回る。入場無料であることをふまえても驚くべき数字だ。

 その裏側には選手だけに頼らない主催者の努力もある。特別協賛のゴルフパートナーでは店舗に置いたチケットを来店者とのコミュニケーションツールとしても活用しながら来場を促進。同社が展開する練習場でのプロモーションも積極的に行うと共に、配布するチケットに食事優待券をセットにすることにより、来場の動機づけにも成功している。

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