プロゴルファーと暴力団の関係…みんなのイメージは?
出直し選挙となった今回の会長選は定時社員総会で行われ、代議員の89の有効票に対し倉本新会長が57票、前任の森静雄氏が32票となった。倉本新会長は「会長となったからにはレギュラーツアーはやめたいと思っている。自分のやりたいことをすべてやろうとしたらレギュラーツアーに出ている暇がない」と選手としては一線を退いて組織改革に挑んでいく姿勢を示した。
倉本新会長は「新生PGA」というスローガンを掲げ、底辺拡大事業の推進、PGAスクールの確立、組織改革、日本ゴルフツアー機構との連携という4つ具体案を発表。
今回の選挙の原因となった暴力団との問題については「僕自身が各地域に赴いて訴えていこうと思っている。もし関わりがあった場合は即除名、資格停止の処分をかしていくことはすでに通知はしている」と全国に散らばる5千数百名の会員と可能な限り面談して、暴力団排除を組織全体に浸透させていく構えだ。