レギュラーツアー未勝利ながら、昨年デビューしたシニアツアーで賞金シード権を獲得した51歳の飯島宏明。国内シニア第2戦「ノジマチャンピオンカップ」ではシニア初優勝のチャンスが巡ってきた。
顔も一緒に回す 笹生優花はルックアップで飛ばしていた【写真】
「ティショットが良かったですし、全体的に安定していました」と一日を振り返った飯島。前日に降った雨の影響でラフに入るとボールに泥がつき、“魔球”のような意図しない弾道でピンチを招くこともあったが、基本的には飛距離よりも方向性重視の飯島らしい内容だった。1イーグル・6バーディ・2ボギーの「66」にまとめて、首位と2打差の4位タイにつけた。
レギュラーツアー時代は2004年の「〜全英への道〜ミズノオープン」でプレーオフまで進出したが、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)に敗れて優勝には手が届かなかった。シニア2年目となる今季は「やっぱり優勝したいですよね」と、頂点へのあこがれは強い。
「あすはきょうみたいなゴルフで、1打1打、下を向いてやっていきたいです」と、優勝のチャンスが目前に迫りながら、後ろ向きともとれる発言をした。
