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「ゴルフ人生で今年が一番楽しい」 53歳、伊澤利光の笑顔が止まらない理由【国内シニア】

「ゴルフ人生で今年が一番楽しい」 53歳、伊澤利光の笑顔が止まらない理由【国内シニア】

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年8月21日 19時45分

ボギーフィニッシュも笑顔が絶えない
ボギーフィニッシュも笑顔が絶えない (撮影:岩本芳弘)
ファンケルクラシック 2日目◇21日◇裾野カンツリー倶楽部(静岡県)◇7040ヤード・パー72>

2日目は、ずっとトーナメントをリードし続けていた伊澤利光。トータル9アンダーで迎えた最終18番パー5でバーディを獲れば、2打差の単独首位で最終日を迎えるはずだった。しかし、「左を狙いすぎた」というドライバーでのティショットは左の木に当たって林の中へ。2打目は「出すだけ」で、4オン・2パットのボギーとなり、トータル8アンダーで崎山武志、田村尚之、阿原久夫の3人に並ばれる形となった。

「ゴルフが楽しい」 伊澤利光の最新ドライバースイング【連続写真】

最後のボギーで単独首位から陥落し、さぞ悔しいのかと思いきや、ラウンド後にはニコニコと笑顔が絶えない伊澤の姿があった。「最後のボギーがなければ(きょうは)4アンダーだし、きのうの5アンダーと1個しか変わらない。(調子は)きのうと変わらず良いですよ」と平然としている。

好調の理由を訪ねると、「全体的にといえば全体的に良いですし、パッティングが今年に入ってすごく良いです」と伊澤。パッティングのヒントは同じマネジメント事務所『JOYX(ジョイックス)』の北村晃一からつかんだ。

「最近たまたま、(小田)孔明や晃一と回る機会が多くて。晃一はどこにいってもパターが上手いし、何が自分と違うのかと見ていたら、パッティングのリズム感が2メートルでも10メートルでもあまり変わらない。それで、短い距離でも長い距離でもリズム感を変えないように心の中で『スッスッ、スッスッ』と唱えるようにしたら、距離感が良くなった」

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