<CAT Ladies 事前情報◇20日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6657ヤード・パー72>
先週、所属するNECの冠大会「NEC軽井沢72ゴルフ」で6打差の圧勝劇を演じ、通算3勝目をホステス優勝で飾った安田祐香は、激闘の疲れを抱えたまま2週連続優勝がかかる箱根にやってきた。
それでも、優勝翌日に行われた大会後のプロアマは、祝福ムードのなかでプレー。「ホステス優勝はなかなかできないこと。『おめでとう』の言葉をたくさんいただいてうれしいですし、プロアマも盛り上がってよかった」と、ほほが緩む。
2週前の「北海道meijiカップ」でも3位。「7月ぐらいからいい感じできていて、それが順位につながって自信になっています」と、好調ぶりは安心できる材料だ。今大会は過去4度出場し、すべて予選を通過。2024年は6位、昨年は12位という結果を残している。「ティショットがノビノビ振れる」という点でやりやすい場所だ。
優勝賞金1800万円を手にし、ひとつの“目標”に背中を押された。「キャディバッグを横向きに置けて、普段使いできるSUV車がずっと欲しいんです」。兵庫トヨタ自動車とスポンサー契約を結ぶ安田は、試合は提供される高級ミニバン『ヴェルファイア』で転戦を続けるが、優勝副賞で手に入れたプライベートカーの乗り換えも検討中。2週連続優勝になれば、その車選びにもさらに拍車がかかりそうだ。
先週はキャディを務める姉・美祐さんとの姉妹初優勝も成し遂げた。「お姉ちゃんも疲れていたので、(優勝後は)いっぱい寝ようっていう話をしていました」と、まだ家族での祝勝会などは開いてはいないが、トレーニングをした火曜日には姉とともに実家で飼っている犬と遊ぶなど、いい息抜きができた。
「優勝しても課題やミスは出るし、それに向き合ってやっている」。今季2勝目に向けても、これまで継続してきたことを続けるだけだ。「疲れを出さないように、優勝を目指したい」。今週も姉が隣にいる。2週連続優勝で、姉妹そろってヘトヘトになりたい。(文・間宮輝憲)
