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自身初の連続ダボもバンザイイーグルで挽回 女王・佐久間朱莉が出場唯一のアンダーパーにも本音「クラッシュしそう」

2連続ダブルボギーからカムバック。日本の女王が底力を見せた。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2026年3月14日 07時02分

日本の女王・佐久間朱莉が台湾でも力を発揮している
日本の女王・佐久間朱莉が台湾でも力を発揮している (撮影:鈴木祥)

<台湾ホンハイレディース 2日目◇13日◇ザ・オリエントゴルフ&カントリークラブ(台湾)◇6720ヤード・パー72>

これぞ日本の女王だ。佐久間朱莉が、台湾の2日目も頼もしい姿を見せた。80台も頻発する難コンディションの中で「70」を記録。この日唯一となるアンダーパーでタフな一日を終えた。トータルスコアも、出場108人中ただひとりの赤字となるトータル3アンダーまで伸ばし、開幕2連勝へ向け単独首位に躍り出た。

〈連続写真〉ポイントは左ツマ先 最強・佐久間朱莉のスイング

それでも序盤は苦しい時間も過ごした。1番をバーディで飛び出したが、パーオンに失敗し、さらにその後のアプローチがグリーン奥にこぼれた3番でダブルボギー。続く4番も2打目を左のブッシュに入れて出すだけになるなど、連続でスコアを2つずつ落としてしまった。プロ転向後、佐久間が1ラウンドでダブルボギー以上を複数回記録するのは、2025年「大王製紙エリエールレディス」3日目以来、9度目。また連続となるとキャリア初のできごとだ。

この時は「切れたら終わり。しょうがないと思った」と冷静さを保つように努めた。3番はボールに泥がついたことが原因で、4番は風の読み違い。このコースでは1度や2度は起こってしまうことだ。「連続ダブルボギー以上は打たないように」。しっかりと切り替えプレーに向き合ったことが、この後の“ご褒美”につながる。

「あそこから流れが変わった」。両手を大きく広げて喜んだのが10番パー5だった。ピンまで残り38ヤードのバンカーから50度で打った3打目が、直接カップインするイーグルが舞い込んだ。「うれしいし、ラッキーでした。バーディパットが打てればいいなと思っていたら、完璧なショットでした」。15ヤードほど転がるボールをじっと見つめた後、飛び跳ね、体全体でその気持ちを表現した。

このスコアについては、「メンタルコントロールがうまくいった」と振り返る。不運が続いても気持ちを切り替え、次のプレーを見つめる。今週は1番、5番、10番、18番と4つのパー5が用意されているが、2日目はそのすべてでスコアを伸ばせたことも大きい。「ピンポジがすごく難しいので、少しでも取れるところで取りたい。それがうまくいった分、アンダーで回れました」と、これも評価する。

前日は台湾グルメの小籠包に舌つづみを打った。しっかりと一日一日リセットし、次の日に向かうことが大事になる。頭にも体にも疲労感を残し、「きょうは寝ます。クラッシュしそうです」と本音もポロリ。楽に出したアンダーパーではないことは、この一言からもうかがえる。まずはゆっくり休んで、残り2日間も集中力を研ぎ澄ませていく。(文・間宮輝憲)

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