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暫定首位に“急浮上” 岩井千怜は連覇へ自然体を強調「あしたはあしたの風が吹く」

大会連覇を狙う岩井千怜が急浮上。ボギーフリーラウンドを振り返った。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年3月7日 16時41分

岩井千怜が大会連覇へ。リーダーボードを駆け上がった
岩井千怜が大会連覇へ。リーダーボードを駆け上がった (撮影:米山聡明)

<ダイキンオーキッドレディス 2日目◇7日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6610ヤード・パー72>

ディフェンディングチャンピオンとして出場する岩井千怜が、連覇に向けてリーダーボードを駆け上がった。初日は「74」で21位タイとやや出遅れたが、2日目はボギーなしの「68」をマークし、暫定トップタイまで浮上した。

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「きょうも耐えるゴルフが必要」と10番からスタートすると、6ホールでパーを並べる予想通りの展開になった。しかし、その流れを変えたのは16番パー3。5番アイアンで放ったティショットは、ピン左横7.5メートルとチャンスにはつかなかったが、これを1パットで沈めた。「いい距離が入りました」。ここで気分を良くすると、17番、そして18番と3連続バーディを奪って折り返した。

風が吹き荒れる難コース。結果的に4つのバーディを奪い、ボギーなく終えることができたが、「こんなに伸ばせるとは思えないくらいタフでした。アンダーのイメージすらなかった」という中でのプレーだった。パーを拾って、決めるべきところで決めるというのが、この日のスタイル。「チャンスにつく場所はあまりなかったけど、少ないチャンスをものにしました」という粘りが、この急浮上の要因だ。

「連覇への意識はないですね。あしたはあしたの風が吹く」と、決勝ラウンドも自然体で臨んでいく構え。「耐えて、楽しむことだけ考えて」。昨年は4日間トータル18アンダーの大会レコードで優勝したが、今年は全体的にロースコアの展開が続いている。きょうのガマンが、週末に生きそうだ。(文・間宮輝憲)

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