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シード喪失の渡邉彩香 最終QT出場は明言せず「自分がどうしたいかを考えて」

飛ばし屋・渡邉彩香はメルセデス・ランキング71位と振るわず、シード権を喪失。QTファイナルステージへの出場については明言を回避した。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年11月20日 07時30分

シーズン中盤から不振に陥った渡邉彩香。シード保持はならなかった
シーズン中盤から不振に陥った渡邉彩香。シード保持はならなかった (撮影:上山敬太)

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

トータル1オーバー・53位タイで大会を終えたツアー通算5勝の渡邉彩香は、メルセデス・ランキング71位でシードを喪失した。『優勝』のみが逆転シード入りへの条件だったが、最終日は14、15番で連続ダブルボギーを叩くなど、最後まで上位争いに絡むことはなかった。それでもクラブハウスに戻ってくると、「やりきったかな」とさっぱりとした表情で話す。

堀これで見納め…渡邉彩香と川口淳キャディの黄金タッグ【

2012年のプロテストに合格すると、その飛距離も武器に13年には初のシードを獲得。14年の「アクサレディス」でツアー初優勝を挙げ、一躍トップ選手の仲間入りを果たした。しかし18年にシードを喪失するなど低迷期も経験。そこから這い上がり、20年の「アース・モンダミンカップ」、22年の「ほけんの窓口レディース」で優勝も果たした。

だが今年は苦しい一年に。その原因については「良かったり、悪かったりで自信が持てなかった。迷いながらでしたね」というティショットを挙げる。飛距離こそ今季平均256.45ヤードの7位と上位につけるが、フェアウェイキープ率は50%を大きく下回る42.5129%(92位)だった。夏場過ぎから予選落ちの文字も目立つようになり、ポイントランク50位以内を射止めることはできなかった。

シード選手の権利として、来季の出場権をかけて戦うQTは28日から静岡県・葛城ゴルフ倶楽部 宇刈Cで行われる最終から出場できる。しかし、参加については「これから(決める)。相談もしながら、自分がどうしたいかを考えて」と話すにとどめた。ここから時間を使って答えを導き出すつもりだ。

16日には自身のインスタグラムで、2018年からタッグを組んできた川口淳キャディとの今季限りでのコンビ解消を報告していたが、その“ラストマッチ”になった。それについて聞かれると「いい時も悪い時もあった。トータルで見たら楽しく、いい6年間でしたね」としみじみ。今年の年末はさまざまな岐路に立ちながら、新しい年を迎えることになる。(文・間宮輝憲)

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