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2億円大会で欠場・棄権が続出 プロアマを成立させた“異例対応”【2025年“この1シーン”】

白熱のシーズンが終わった国内女子ツアー。今季全36試合を振り返り、大会ごとに印象に残った“1シーン”を紹介する。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年1月8日 12時28分

帰国直後の櫻井心那は異例の掛け持ちプレー
帰国直後の櫻井心那は異例の掛け持ちプレー (撮影:福田文平)

白熱のシーズンが終わった国内女子ツアー。今季全36試合を振り返り、大会ごとに印象に残った“1シーン”を紹介する。

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■NOBUTA GROUP マスターズGC レディース(10月23~26日、兵庫県・マスターズゴルフ倶楽部、優勝:佐久間朱莉)

賞金総額2億円大会を前に行われたプロアマで、前代未聞の事態が起きた。欠場と棄権が相次ぎ、最終的にプロ8人がプレーできない状況に。待機選手も尽き、主催者側は急きょ対応を迫られた。通常なら想定されない“空白”が、コース上に生まれていた。

その穴を埋めたのが、櫻井心那だった。来季の米ツアー出場権を懸けたQシリーズ2次予選をトップタイで通過し、帰国したのはわずか2日前。時差ボケが残るなか、右手首の痛みも抱えていた。それでも要請を受け、別の組を掛け持ちでプレーするという異例の対応に応じた。

「プロがいないまま回っているお客さんがいると聞いて」。そう説明した櫻井は、短いホール数ながらコースに立ち続けた。競技ではなく、あくまで“場を成立させるため”のプレー。その姿は、プロアマという舞台の裏側を象徴していた。

プロアマ大会の詳細な記録は残っていない。だが、待機選手がいなくなり、プロがプロアマを掛け持ちする――少なくとも今季、前例のない光景だったことは確かだ。

なお、こうした事態を踏まえて2026年からは「前年度にプロアマ競技を欠場または棄権をしていた大会で、当該年度にプロアマ競技を欠場または棄権した場合、本戦に出場不可とする」と改正された。

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