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ショットメーカーの高橋彩華が意外な告白 「アイアンは“ヒザピーン”で構えます」

高橋彩華は「アイアンショットでは当たりを厚くするために、アドレスでは重心を高くして構えることを意識しています」と話す。一体どういうことなのか?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年1月22日 19時04分

高橋彩華はヒザをあまり曲げずに、重心を高くして構えている
高橋彩華はヒザをあまり曲げずに、重心を高くして構えている (撮影:田中宏幸)

昨季、念願のツアー初優勝を果たした女子ツアー屈指のショットメーカー、高橋彩華。レッスンのセオリーでは重心を低くしてアドレスを取るといわれるが、彼女は「アイアンショットでは当たりを厚くするために、アドレスでは重心を高くして構えることを意識しています」と話す。一体どういうことなのか? ゴルフ雑誌ALBA860号で理由を明かしている。

「アイアンで番手なりの距離を出しつつ、狙った方向に打ち出すには厚いインパクトを作る必要があります。そのために大切なポイントがセットアップです。両ヒザをピーンと伸ばすように直立して、重心の高いアドレスを作るのです」
 
重心はどっしりと下げた方がいいのでは?と思う人は多いかもしれないが、それがミスの元と高橋は語る。「腰を落としたりしてアドレスで重心を下げると、切り返し以降で我慢できずに上体が起き上がり、かえって再現性が落ちてしまうんです」。
 
高橋が心がけるのは、アドレスで重心を高くして構えること。その姿勢から始動することで、切り返し以降にグッと沈み込みながらダウンブローに打ちやすくなるのだ。「バランス良く立つためには、足の中心“土踏まず”に体重をかけることが大切です。より前傾姿勢が起き上がりにくくなります」。
 
もう一つ、アイアンショットで高橋が注意しているのが、テークバック。「クラブが腰の高さにクラブが上がるまでは、手先は使わず肋骨から上を回すイメージを持っています。始動で体をしっかり回すことで、手先だけで上げることがなくなります」という。アイアンショットで当たりが薄くなりがちなゴルファーは、重心髙の意識で構えてみよう。

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