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2年ぶりコースに440ヤード超の“モンスター”新登場!? 渋野日向子も大警戒「なんでパー4に…(笑)」

今大会は13番がカギを握る? パー5からパー4に変更で難易度アップ!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年5月18日 08時45分

13番を警戒する渋野日向子 戦略は?
13番を警戒する渋野日向子 戦略は? (撮影:福田文平)

<ブリヂストンレディスオープン 事前情報◇17日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6573ヤード・パー71>

昨年は千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースに変更された大会だったが、今年は2021年まで行われていた中京ゴルフ倶楽部 石野コースに戻ってきた。ただ、大きな変更が施されている。それがコースセッティングの進化。2年前は6486ヤードだったのに対し、今年は6573ヤードと87ヤードも伸びている。さらにパー72からパー71に変更されたため、選手たちは数字以上に長くなったと感じそうだ。

ここが今季の国内初戦となる渋野日向子も、「距離が長いホールが何カ所かある」と警戒する。2年前の372ヤードから415ヤードに伸びた3番や、382ヤードから403ヤードに伸びた14番の両パー4など、距離が変わった場所は9ホール。そのうち8ホールは長くなっている。

1カ所だけ距離が短くなったのが13番なのだが、またそれが厄介。前回は504ヤードのパー5だったのが、443ヤードのパー4になっているのだ。これが全体のパー71になった理由のホールだった。渋野は、このホールについて「なんでパー4にしたんだろう」と笑うしかない、といった様子。「ボギーが出ても仕方ないと思いながら。(平均ストローク)4.2か 4.3くらいでもおかしくない」とみている。風によってはセカンドで3番ウッドを握る可能性も示唆する“モンスターパー4”が誕生した。

ディフェンディングチャンピオンの西郷真央は、その難しさをこう指摘する。「センターにあるバンカーは距離的に超えても、右に木があって、その後ろに行きたくないと思っていると左のバンカーに届いてしまうのでまずそこが難しい。(グリーンを狙う)セカンドショットが止まりにくいしチャンスホールではないですね」。さらにグリーンには傾斜もあるため、そこも難易度をあげるポイントになる。

渋野と同じく米国から戻って参戦する西村優菜も「このコースは短いイメージだったのに、長くなっていて」とやはり苦笑い。13番も「長いですね…」とあ然した様子だった。ここで初日に何人がバーディを奪うのか? どれくらいの平均スコアになるのか? そんな点にも注意しながら“新生・中京”でのプレーを見守りたいところだ。

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