<富士通レディース 2日目◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6717ヤード・パー72>
米ツアーを主戦場とする馬場咲希が、今季5試合目となる日本ツアーの会場で取材に応じ、米ツアーの最終予選会(Qシリーズ)へのエントリーを見送ったことを明らかにした。「Qシリーズにはエントリーしませんでした」と話し、さらに「日本のQTには申し込んでいます」と今後の予定についても明かした。
シード選手として戦っている今季の米ツアーでは、苦しい時間を過ごしている。先週の「スタンレーレディスホンダ」では、「『今週はいいプレーだったな』という週があまりなかったから、本当にいっぱい悩んでここまで来たという感じです」と、心情を吐露していた。ペアマッチを含め米ツアー19試合に出場し、予選落ちは11回を数える。「どこが悪いかは分かっていても、練習して直すのが難しい」。現在のポイントランキングは125位ともがいている。
その取材のなかでは、「試合がまだ全部終わってないから分からないけど」と前置きをしたうえで、「自分のなかでこう行くべきかなというのは決まりつつあります」と今後について明かす場面もあった。この時は「まだ言えないです」と詳細を語らなかったが、富士通レディース2日目終了時点の取材で、米予選会の回避と日本ツアーQTの参加を明言した。
日本ツアーの出場権を持たない馬場は、原則としてQT1次からの参加が必要で、それは11月24~27日に3会場で行われる。米最終予選会終了の翌日から始まるため、どちらも受けることは困難なスケジュール。そこで今年は日本のQTを優先することを決め、米東部時間6日午後5時に締め切られた米予選会にエントリーしなかった。
今後は、2週後の「樋口久子 三菱電機レディス」(30日~11月1日)に出場。その後、現状のままであれば馬場にとって今季の米最終戦となる「アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン」(11月12~15日)を迎える。「試合でしかわからないところがいっぱいある」と話す部分を日本で確かめ、正念場に挑む。
もちろん、米国での最終戦の結果次第では、来季の行く末も変わってくる。優勝者には2年間のシードが付与されるほか、現在のポイントランクのままでも、同101~125位の『カテゴリー16』に入ることができるなど、ツアーメンバーの資格を残すことも可能だ。だが、“不退転の覚悟”も胸に秘めている。
