国内女子ツアー「富士通レディース」で今季初優勝、通算23勝目を挙げた鈴木愛。どのスタッツで強さを発揮したのか。大会の主要データとともに、その勝因を振り返る。
【富士通レディース 鈴木愛の主要スタッツ】
・ドライビングディスタンス:240ヤード(27位)
・フェアウェイキープ率:75%(13位タイ)
・パーオン率:72.2%(13位タイ)
・平均パット数:27回(5位)
鈴木といえば、ツアー屈指のパター巧者。今大会でも平均パット数27回と上々の数字を記録した。4日間を通じて3パットは一度もなく、安定したストロークでスコアをまとめた。
今季は一貫してピンの『スコッツデール ALLY BLUE ONSET』を使用。センターシャフトやピン型、レディースモデルなど、さまざまなパターを試してきた鈴木だが、今季はこのマレット型を使い、平均パット数でツアー1位に立っている。
だが、今大会の優勝を支えたのはショット面の安定感も大きい。今季はパーオン率65.38%で53位、フェアウェイキープ率66.18%で49位と苦戦しているが、今大会ではそれぞれ72.2%、75%とシーズン平均を上回った。
ドライバーは今年2月からピンの『G440 K』を使用。鈴木によると、当初は少しボールのつかまりが強かったものの、シャフトにフジクラの『ベンタス ブルー』を組み合わせることで、データ、フィーリングともに改善したという。
ウェッジに装着しているシャフトは『CFS R』。かなり古いモデルで、現在は通常の在庫がないという。米国にはわずかにストックが残っており、鈴木のために確保されている。
鈴木自身も「ヘッドとシャフトの相性と、自分が打ったフィーリングが全部合う」と話すなど、手放せない一本となっている。
