3月5日スタートの「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球ゴルフ倶楽部)で、今年も国内女子ツアーが開幕する。新たなシーズンに向け、プロゴルファーたちは技術に加え、クラブの準備にも余念がない。そこでオフの段階で、一度キャディバッグを覗き見! どのような考えのもと、クラブ選びを進めているのか聞いてみた。今回は高田菜桜(なお)。
東京国際大学に在学する21歳。昨年のプロテストを突破し、今季はステップ・アップ・ツアーを主戦場に戦う。身長150センチながら、超フラットなスイングから放たれるドライバーの平均飛距離は240ヤード。体格を感じさせないパワーを武器にする。
クラブに関しては「ほとんど変えないタイプ」と話す高田は、慣れ親しんだクラブを長く使い続ける。セッティングはウッド6本、アイアンは7番から。ウッドの好みについては「下が分厚いのはダメで、ペタっとしているのがいいです」と話す。
ドライバーはキャロウェイゴルフの『ELYTE』。3番と5番ウッドにはテーラーメイドの『Qi10 MAX』をチョイスしている。ややシャローなヘッドで、地面に置いたときの“ペタっと感”を体現してくれる。
さらにユーティリティは、2018年発売のテーラーメイド『M4』を愛用。同社は『SIM』シリーズや『Qi』シリーズと進化を遂げるなかでも「Mシリーズがいいです。スペアを持っておきたいくらい」と語り、中学生の頃から使い続けている。中古市場では1万円を切るものもあるモデルだが、その信頼は揺るがない。
アイアンはプロギアの「RSアイアン」。こちらも18年発売のモデルで、ライ角は4度フラットに調整している。「4度フラットだと普通のクラブじゃできなくて。だから変えられない」と話すように、この仕様がフィットするため簡単には替えられない。
ウェッジはアキラプロダクツの『TOUR WEDGE Ⅳ』を使用。モデル自体は比較的新しいが、ウェッジでは長くアキラを使い続けてきた。
最新モデルが次々と登場するなかでも、信頼できるクラブを使い続ける。21歳ルーキーのセッティングは、いまどきのプロとしては少し珍しい“変えない哲学”に貫かれている。
【高田菜桜のクラブセッティング】(2026年2月時点)
1W:キャロウェイ ELYTE(10.5度/ATTAS RX SUNRISE RED 4-R)
3W:テーラーメイド Qi10 MAX(16度/ATTAS RX SUNRISE RED 5-R)
5W:テーラーメイド Qi10 MAX(19度/ATTAS RX SUNRISE RED 5-SR)
4~6U:テーラーメイド M4(22,25,28°/ FUBUKI TM6 R)
7~PI:プロギア RS(ATTAS IRON 60S)
48~58°:アキラ TOUR WEDGE Ⅳ(ATTAS IRON 60S)
PT:オデッセイ WHITE HOT OG パター ROSSIE
