<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前情報◇24日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6600ヤード・パー72>
昨季の年間女王・佐久間朱莉にとって、先週の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で挙げた今季3勝目(通算7勝目)はさらに自信を深める1勝になった。「ここ最近はいいゴルフができていたなかで、先週、また優勝できたことがうれしい」。直近4試合で2勝と、夏から秋への変わり目に調子を上げてきている。
2週連続がかかる今大会は、過去4度出場。2024年には10位になっているが、2度の予選落ちも味わっている。今年のコースについては「グリーンに段もありますし、傾斜がきついホールも多いので、セカンドショットも縦距離を合わせないと難しい。スピードもここ最近の試合のなかでは出ているのでタッチの合わせ方を大切にしたい」と話す。
開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で優勝したが、その後は勝てない時間も続いた。夏場にはパッティングの感覚に狂いが生じ、グリーン上を課題に挙げていた時期もある。しかし、今は「自信を持って打てています」と不安からも脱却。「いい転がりをすればチャンスは増えてくると思う。自分のストロークに集中したい」という気持ちでパターを握ることができている。
今シーズンも、この試合を含め残りは10試合。年間女王争いも佳境に差し掛かっている。現在のメルセデス・ランキング(MR)は1919.39ptの2位だが、先週の優勝でMR1位に立つ桑木志帆(2503.18pt)との差を583.79ptに縮めた。まだ来週の「日本女子オープン」、最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」と、ポイント配分の高いメジャー大会も2試合残している。
「残りも少なくなってきているんですけど、簡単に桑木を年間女王にさせないためにも私たちが頑張らないといけない。少しでも差を縮められるようなゴルフをしたい」
日頃から仲がいい桑木も、女王レースではライバルになる。昨季女王として、今年の全英女王の独走を阻むつもりだ。(文・間宮輝憲)
