<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目◇26日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6600ヤード・パー72>
早朝には雨が降り、気温も19.2度と肌寒さを感じる時間が長かった2日目の前半と後半の間にあったインターバル。桑木志帆は体を温めるために、ギャラリープラザで選手たちの間でも好評の牛スジ煮込みを購入した。「お昼休憩でボーッとしちゃいました。(牛スジ煮込みの)量が多くて」。前半、4つ伸ばしていたが、満腹になったことで“ピンチ”が訪れた。
折り返し直後の10番はバーディを奪ったが、やはり「ちょっとボーッとしてました」と苦笑い。この日、難度が4番目だった11番では3パットのボギーを叩いた。手前から10メートルのバーディパットが、カップを過ぎて下るピンポジションの影響もあり、3メートル弱オーバーして返しも外した。この3パットで「これはいかん。起きろ」と、気合を入れ直した。
12番以降は慎重にパーを並べ、最終18番は1メートルのパットを決めてバーディ締め。結局ボギーは11番での1つのみに抑え、初日の11位から首位と1打差のトータル8アンダー・2位タイまで浮上。優勝争いに絡んできた。
優勝した8月の「AIG女子オープン」(全英女子)から帰国後、出場した5試合中、「ニトリレディス」の2位など3試合でトップ3入り。メジャー女王の強さを見せているが、まだ優勝までは手が届いていない。最終日は「4つくらい伸ばせばいける(勝てる)」と、果敢にバーディを狙い、今季国内ツアー3勝目を手にするつもりだ。
最終日最終組では、同じ岡山出身で1学年下の尾関彩美悠とプレーをともにする。「彩美悠と回るのはひさしぶりなので、楽しみですね」と、同郷対決も心待ちにする。
牛スジ煮込みを食べたことについては、「美味しかったです。後悔はなし!」と笑って振り返った。人数が減った決勝ラウンドは、前後半のインターバルはない。休息は挟まず、一気に優勝へ向け駆け抜けていく。(文・間宮輝憲)
