(3)ゴルフ界に衝撃が走った、宮里藍の引退表明
米ツアー9勝、世界ランキング1位にも輝いた宮里藍が5月に引退を表明。一番の理由は、モチベーションの維持が難しくなったことで、4〜5年前からその課題と向き合ってきたが、自分が理想としている姿を実現できなもどかしさから、決意に至ったという。
宮里藍にとって「ゴルフ」とはなんですか?という質問に対しては、「本当に人生において大切なものだと思っています。プロになって14年、内容の濃い時間を過ごしてきましたし、たくさんの方を知り合えて、つながれて、より自分の人生が豊かになった思えているので、本当にゴルフには感謝の気持ちでいっぱいです」と語っていた。
⇒ 宮里藍 引退表明会見 コメント全文掲載
世界ランクNO.1に到達したこともある偉大な存在に対し、男女問わず多くの声が寄せられた。
東北高校の後輩で米ツアーでも共に戦った有村智恵は「寂しさがこみ上げてきました。自分たちが恵まれた環境にいるのも彼女のおかげです」と感謝を述べ、兄の優作は「もうどうやっても彼女くらいの選手が出てくるのかわからないくらいの選手。ゴルフ界を新しく変えた選手。僕がこれから彼女くらい貢献できるかわからないけど、女子ゴルフのジュニア上がりは宮里藍を見て育ってきたので、僕たちもそういう存在になれるようにしたいですね」と、妹に対して、尊敬の念を込めてコメントを発した。
⇒ 兄・宮里優作の会見一問一答、藍引退に…「もう少し、見ていたかったな」
日本ツアーのラストステージとなったのは、所属先の大会である『サントリーレディス』。これまで支えてきてくれたファンの前での最後の試合は26位で終えたが、表彰式では優勝者以外では異例となるスピーチをし、涙ぐむ場面もあった。
現役最後の試合は海外女子メジャー『エビアン選手権』。最終日の試合後には会見場のテレビに、有村智恵、上田桃子、原江里菜、宮里美香ら後輩からのビデオメッセージがサプライズで流された。メッセージを受け取った宮里は涙が止まらずも、「すごく嬉しいです。それぞれに思い入れがあって、その分、泣けてくる部分もある。これだけ強い世代で一緒に戦えたこと誇りに思うし、これから色々なものを背負う立場になる選手たちですが安心して託せると思います」とバトンを渡す形でのエールを送った。
●宮里藍、桃子ら日本の後輩たちからのメッセージに涙「一緒に戦えたこと誇りに思う」
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