国内男子ツアーの出場優先資格の変動条件って?
同様の目的で、2015年からは新システム 「フォールシャッフル」を導入。年間のツアー出場資格が限定的な選手でも、シーズン序盤から活躍することで、後半戦に出場できるような制度となった。
2017年の男子ツアーのトーナメント(レギュラーツアー)出場有資格リストの優先順位は…
(1)賞金ランキング1位(翌年から5年間)
(2)「ツアー選手権」「日本オープン」「日本プロ」優勝者(翌年から5年間)
(3)「日本シリーズ」優勝者(翌年から3年間)
(4)各トーナメント優勝者(同年と翌年から2年間)
(5)前年度賞金ランク上位60位以内
(6)1973年ツアー制施行後25勝以上の者(永久シード)
(7)会長が推薦する者(各試合毎)
(8)ツアー各トーナメント優勝(翌年から5年間は優勝大会に出場可)
(9)前年度ツアー各トーナメントの成績上位10位以内の者(前年TOP10以内は翌年大会出場可)
(10)直近の試合で成績上位10位以内(同試合の直後の試合に出場可)
(11)前年度チャレンジトーナメント賞金ランク1位
(12)チャレンジトーナメント年間3勝(同年の残りの試合に出場可)
(13)チャレンジトーナメント優勝(JGTO指定試合に限る)
(14)当該年のフォールシャッフル上位10位以内の者(同年の残りの試合に出場可)
(15)JGTOツアーメンバーで、USLPGAまたはヨーロッパツアーメンバー資格取得者で、(1)〜(5)(11)(16)〜(19)の出場資格を失うこととなった者
(16)W杯日本代表出場者または日韓対抗戦日本代表者(同年と翌年から2年間/キャプテン推薦、リザーブ出場は除く)
(17)年間複数回優勝者(年間2勝=同年と翌年から3年間、年間3勝以上=同年と翌年から4年間)
※(18)生涯獲得賞金ランク上位25位以内(本人が選択する1年間)
※(19)前年度賞金ランク61位〜75位まで
(20)特別保障制度適用者
※(21)前年度チャレンジトーナメント賞金ランク上位
※(22)QTランキング上位35位
※(23)前年度賞金ランク100位以内
※(24)QTランク上位者
となっており、※の資格者は、出場優先権の見直しを行なう「フォールシャッフル」の対象となる。2014年までシード選手は賞金ランク70位までだったが、2015年からは60位以内となり、これを"第1シード"、60位〜75位までの選手を"第2シード"と呼ぶようになった。
「フォールシャッフル」までの期間は、1月の開幕戦『SMBCシンガポールオープン』〜『HONMA TOURWORLD CUP』まで。同期間内にフォールシャッフルリスト上位10位以内に入ることができれば、出場資格を(14)番目にランクアップすることができる。これにより、前半戦から継続して活躍した選手は、秋口の大会の出場権を得ることが可能になった。
2017年シーズンで、この制度を活用して試合出場数を伸ばした選手は、秋吉翔太。シーズン当初のQTランクは88位だったが、対象競技数7試合でフォールシャッフル10位に入り、出場試合数を延ばした。
またQTのリランキングは、第1回は『SMBCシンガポールオープン』〜『ダンロップ・スリクソン福島オープン』まで、第2回は『SMBCシンガポールオープン』〜『HONMA TOURWORLD CUP』。それぞれの試合が終了した時点で、獲得賞金に応じて順位の見直しが行なわれる。シーズン開幕当初(24)番目の資格だった選手が、(22)番目にランクアップすることが可能だ。