<ブリヂストンレディス 最終日◇24日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇ 6732ヤード・パー72>
大会を主催するブリヂストンと契約を結ぶ古江彩佳が、今季日本での初戦をトータル5アンダー・5位タイで終えた。「推薦をもらったり、ホステスプロとして上位で戦うプレッシャーはあった」というが、それをはねのけての好成績。国内ツアーでは3月に台湾で開催され3位になった「台湾ホンハイレディース」に続くトップ5入りを果たした。
トータル1アンダーの13位からスタートした最終日に、海外メジャーを制した実力者が意地を見せた。前半はパーを並べたが、折り返し直後の10番パー4で4メートルを沈めて最初のバーディを奪った。「前半も“一筋”違う惜しいパットがあった。ここ(10番)も曲がるラインではありました」という中で、冷静に沈めた一打が流れを変えた。12番パー3ではティショットを3メートルにつけスコアを伸ばし、さらに16番で60センチ、17番では7メートルをねじ込む連続バーディ。サンデーバックナインで一気に順位を上げた。
現在、米ツアーのポイントランキングで45位に甘んじるなど、ここまでの成績には満足いかない。そこで、ひさびさの日本での試合では「自分を取り戻す」というのをテーマに掲げた。「パターも打てたし、ショットのリズムも良くなった。ミスはまだあるけど、良くなっています」。手にはいい感触も。特にショット面に関しては、「イメージが出やすくなって、信頼して右に打ち出すことができる」と大きく前進した。
29日(金)に開幕する米女子ツアーの3日間大会「ショップライトLPGA」(ニュージャージー州)は回避し、次戦は6月4日から始まる「全米女子オープン」(リビエラCC/カリフォルニア州)となる。しばし日本で準備を進め、大会前週に「少し早め」の現地入り、というスケジュールを立てている。
今年開設100周年を迎えるリビエラで女子ツアーが開催されるのは初めてのこと。そのため攻略法は実際に現地で確認しながら練ることになる。「頭を使わないといけないコースなので、マネジメントを意識できれば。パー5が狙っていけそうなので、そこでしっかりバーディが取れればゴルフが楽になるかな」。練習ラウンドで、さらにその輪郭をはっきりとさせていく。
「まだ完璧ではないので、状態を見つめながらラウンドしたい。ショットのリズムが早くなっているので、それがつかめれば安定したショットになると思う」。2024年の「アムンディ・エビアン選手権」に続くメジャー2勝目がかかるが、慎重に状態を見極めながらプレーをしていく。(文・間宮輝憲)
