<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日◇12日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6580ヤード・パー72>
4人が参戦した米ツアー組は、明愛と千怜の岩井姉妹と竹田麗央が決勝ラウンドに進出。渋野日向子はトータル3オーバーで予選落ちという結果に終わった。ひとときの日本滞在を終え、ここから各自主戦場に戻る。
この4人のうち最高位はトータル8アンダー・2位タイで終えた岩井明愛。今季、国内ツアー開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」(6位)に続くトップ10入りで、出場2試合とも上位で戦った。クラブハウスリーダーとして戻ったが、2024年9月の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」以来となる国内Vには手が届かず。それでも「悔しいけど、楽しかったです」と晴れやかな表情だ。
1番パー5をイーグル、2番パー4をバーディで滑り出し、一気に優勝争いの中心になった。それでも、その後、停滞。「10(アンダー)までいきたかったけど、なかなかうまくいかなかった」。そんな気持ちも当然ながら残る。それでも内容は「秘密です」と笑うが、「3日間で自分の課題も見つかったから絶対に生かしたい」と地元で収穫も得たことが大きい。
また大会を特別協賛する富士フイルムとスポンサー契約を結ぶ竹田麗央は5位タイと、こちらもトップ10入り。それでもホールアウト後は「くやしかったです」と笑顔はなかった。
「もっとバーディが取れていたら流れも来てたと思うけど、そのバーディパットも決められなかった」と、自己評価は「75点」。流れを止めたパットについては「練習不足」と斬り捨てた。昨年は予選落ちだったが、今年はまたそれとは違う悔しさを胸にコースを後にすることになる。
そして、明愛と、16位で終えた千怜、渋野は来週16日から行われる「JMイーグルLA選手権」(カリフォルニア州)にエントリー。渋野にとっては、2週後の今季メジャー初戦「シェブロン選手権」(23~26日、メモリアル・パークGC/テキサス州)滑り込みへのラストチャンスとなる。
一方、竹田は次戦を回避。国内ツアーが地元・熊本で「KKT杯バンテリンレディス」も行われるが、そこにも出場はしない。熊本には戻るが、そこで調整しシェブロンへ向かうルートを取る。昨年までとコースが変わるメジャー大会へ向け竹田は、「大きい大会なので自分のベストを出せるように」と話す。日本で得たものを、4人それぞれがこの後の戦いに生かしてくれるはずだ。(文・間宮輝憲)
