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大山志保、出場は予断を許さないものの…新パターに手ごたえアリ

大山志保、出場は予断を許さないものの…新パターに手ごたえアリ

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年5月10日 18時00分

ほけんの窓口レディース 事前情報◇10日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,292ヤード・パー72)>

頸椎椎間板ヘルニアのため、昨年9月の「マンシングウェアレディース」以来、ツアーから離脱している大山志保。今年3月の「アクサレディス」での復帰を目指していたが、痛みが増し、「悔しいし、情けない気持ちがあります。難しい決断でした」と欠場して以降、復帰に向けて久々に会場に訪れた。

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患部の状態は、まだまだ予断を許さない。「まだ寒いと厳しいですね。一昨日と昨日は気温が低かったのでできなかった。今日は暖かくていいです」と、練習も痛みと相談しながら行っている。

そんな大山がこの日、練習グリーンで手にしていたのは “赤蜘蛛”こと、テーラーメイドパター『スパイダー ツアー レッド』。17年に“神の子”セルヒオ・ガルシア(スペイン)がこのパターを使い「マスターズ」でメジャー初制覇を遂げ、大流行したことでも良く知られるモデルだ。「このパターでいきます。こんな素晴らしいパターに出会えて嬉しい!」。パッティングの名手が大手をふるって絶賛した。

それだけにプレーへの思いは強いが、「天気にもよりますが、だいぶ良くなっています。ただ痛みが中々…天気が良いと大丈夫なのですが寒いとちょっと。痛みがなければ頑張りたい。まずはスタートラインに立ちたいですね」と慎重な姿勢は崩さない。ティオフするかは明日の様子を見て決めるという。

この日、練習していると上田桃子に「大丈夫ですか?」と声をかけられ、「気持ちは大丈夫」と答えると「それいつもじゃん!」と上田にいじられたり、姉のように慕われている鈴木愛からは「安静にしていてくださいよ!明日できるように」と激励されるなど、戦友たちからも復帰を待ち望まれているガッツウーマン。プレーできることを祈るばかりだ。(文・秋田義和)

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