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「やってみなはれの精神で」 馬場咲希が米下部ツアー参戦を決めた“理由”

27日、馬場咲希がサントリーと所属契約を結ぶことを発表した。

所属 ALBA Net編集部
神吉孝昌 / Takamasa Kanki

配信日時:2024年2月28日 07時00分

馬場咲希(真ん中)が米下部ツアーに参戦する
馬場咲希(真ん中)が米下部ツアーに参戦する (撮影:ALBA)

27日、馬場咲希がサントリーと所属契約を結ぶことを発表し、記者会見に登場した。「この度、サントリー様と所属契約をさせていただきます事となりました。今シーズンは米国エプソンツアーに挑戦し、ファンの皆様にも応援していただけるプロゴルファーを目指して頑張ります。『やってみなはれ』の精神をいつも胸に、挑戦し続けて参りますので、皆様応援よろしくお願いいたします」。

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馬場は2022年8月の「全米女子アマ」を制し、日本勢として1985年の服部道子以来37年ぶり2人目の快挙を達成。昨年11月に行われた最終プロテストでは2位タイに入り、合格した。

その後、昨年12月に挑戦した米国女子ツアーの最終予選会(Qシリーズ)では、62位タイ。そこではツアー出場権を得られる45位以内を逃したが、米下部のエプソンツアーの出場権を獲得していた。

現在、国内下部のステップ・アップ・ツアーとエプソンツアーの出場権を持っているが、今季はエプソンツアーを主戦場にすることに決めた。その理由に、幼少期から米国に憧れがあったと話す。「私は小さい頃からアメリカで活躍したいという気持ちがすごく大きい。去年もサントリーさんにサポートしていただいて、海外のメジャー大会に出場をして、たくさん学ぶことが多かった。去年学んだことを今回のアメリカで生かせるように、『やってみなはれ』の精神でぶっ飛ばせるように頑張っていきたいと思います」と海外に打って出ることを決めた。

これまでは父・哲也さんと二人三脚で歩んできたが、3月に単身で渡米。現地のコーディネーターと転戦する。「父がずっとついてきてくれて、少し不安な部分もあるかもしれない。これまで父が私の世話もやってくれていて、それにちょっと甘えちゃっていた」と不安な心境を吐露。

「でも、そろそろ大人にならないといけないし、1人で自立していきたいなという気持ちがすごく強い。しっかりと自分のことは自分でできるようになって、帰ってきたいなと思っています」。ひと回り大きくなった馬場の姿が楽しみだ。

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