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韓国の賞金女王と地元の若きメジャーハンターに有利なデータ【データ好き!記者Aの大胆予想】

韓国の賞金女王と地元の若きメジャーハンターに有利なデータ【データ好き!記者Aの大胆予想】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年5月2日 12時28分

また、直近3年の優勝者はいずれも身長170cmを超える長身の選手。それ以外にも、上位に入っている渡邉彩香川岸史果も高身長で、高い球を打てるのが持ち味の選手だ。総距離の長いメジャーのセッティングということで、長い番手のクラブを使い、ピンポイントで攻めていかなければならない。そのため、ある程度の高さが必要になるということだろう。また、直近3年の優勝者全員が今大会前に勝利を収めていたことも気になるところ。

■韓国の賞金女王と地元の若きメジャーハンターが有利か
データを踏まえてみると、昨年、韓国ツアー史上初となる平均ストローク60台で賞金女王に輝いたイ・ジョンウン6(韓国)には、かなりの分がありそうだ。昨年のドライビングディスタンスは平均252.86ヤード(全体11位)。飛ばせる選手であることに加え、171cmと高身長である点もプラスだ。佐伯三貴有村智恵といった実力者が口をそろえて「いい選手」と語るショットメーカー。インジ、レクシーともに大会初参戦で優勝していることからも、初出場のハンデはないとみていい。

もう一人当てはまるのが、地元・茨城出身で国内メジャー2勝の畑岡奈紗だ。今季米ツアーでの平均飛距離265.64ヤードは出場メンバー中最長。158cmと背丈は大きくないが、球の高さは米ツアーの解説を務めることが多い小田美岐も賛辞を惜しまない。カリフォルニアからの強行軍だが、先週の「LPGAメディヒール選手権」も7位タイと調子は良く、19歳にしてメジャー3勝目も十分にあり得る。

日本ツアー勢からは好調の比嘉真美子を挙げたい。今季優勝している選手の中で、ドライビングディスタンスは最上位。すでにトップ5は4回を数えており、状態の良さを疑う余地はない。自身初のメジャー制覇へ、得意のショットで道を拓きたい。

【歴代優勝者】
2017年度:キム・ハヌル
2016年度:レクシー・トンプソン
2015年度:チョン・インジ
2014年度:成田美寿々
2013年度:茂木宏美
2012年度:アン・ソンジュ
2011年度:アン・ソンジュ
2010年度:モーガン・プレッセル
2009年度:諸見里しのぶ
2008年度:福嶋晃子

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