韓国の賞金女王と地元の若きメジャーハンターに有利なデータ【データ好き！記者Aの大胆予想】

＜ワールドレディスチャンピオンシップ　サロンパスカップ　事前情報◇2日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース（6,715ヤード・パー72）＞

茨城県にある茨城ゴルフ倶楽部 西コースにて3日（木・祝）から開催される国内メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」の優勝候補は誰なのか。データ好きの記者Aが今週も大胆予想！

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■飛距離＆球の高さが茨城ゴルフ倶楽部攻略のカギ
1973年に「ワールドレディスゴルフトーナメント」として産声を上げた今大会は、08年に公式戦に昇格。「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」と名称が変更された。そして翌年の09年からは茨城ゴルフ倶楽部にて行われている。09年から14年までは西コース、15年、16年は東コース、そして17年からはまた西コースへと戻っている。

茨城ゴルフ倶楽部は戦略性の高い林間コース。アップダウンは少なく、フェアウェイの広さは普通だがOBは少ない。総距離は長く、コースは別だが16年は1位がレキシー・トンプソン（米国）で2位が渡邉彩香、3位がキム・ハヌル（韓国）。17年は優勝がハヌルで、2位が今季から米ツアーに参戦しているコ・ジヨン（韓国）、3位がレクシー、4位が川岸史果と飛距離の出る選手が上位に名を連ねている。飛ばし屋が落とす地点のフェアウェイが絞られていないため、他の大会に比べても長距離ヒッターの活躍が目立つ。

今年は昨年の6670ヤードからさらに伸びて6715ヤード。国内女子ツアーの史上最長である、2016年に登別CCで開催された「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」の6750ヤードに匹敵する長さとなった。今まで以上に飛ばし屋が有利となりそうだ。