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名勝負を分けた僅かな差 テレサ・ルーの流れを呼び込むギアチェンジ【辻にぃ見聞】

名勝負を分けた僅かな差 テレサ・ルーの流れを呼び込むギアチェンジ【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2017年11月28日 07時17分

イ・ミニョンが3番アイアンを打てる理由 それは入口出口の低さ
一方で敗れたミニョンに関して、今年一番注目を集めたのが「なぜ女子プロなのに3番アイアンを打てるのか」ということ。富士通-の18番で見せたベタピンショットは記憶に新しい。その理由を辻村氏はこう解説する。

「クラブのヘッドの入りがシャロー(浅く穏やかな角度)だからです。ロングアイアンというクラブはあまり上から入り過ぎても煽って打ってもダメ。ミニョンさんはクラブの入り口から出口まで低くボールを拾えている。もう1つ。アドレスからフィニッシュまで懐がつぶれず同じ距離を保てています。腕とクラブの位置関係が最後まで変わらない。それが大きいスイングアークを作り出しています。たぶんツアーナンバーワンでしょう。そして先ほど言った基本的なこと。力の抜けたアドレスで低重心キープ。何も特別なことをやっているわけではありません。1つ1つ全てのレベルが高いから、ということです」

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子藤崎莉歩小祝さくらなどを指導。上田の出場試合に帯同、様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。

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