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名勝負を分けた僅かな差 テレサ・ルーの流れを呼び込むギアチェンジ【辻にぃ見聞】

名勝負を分けた僅かな差 テレサ・ルーの流れを呼び込むギアチェンジ【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2017年11月28日 07時17分

「持ち球によって、またそれぞれの個性によってスイングはみんな違いますが、強い選手はみな当然のように基本ができている。自然体で力みのないアドレス。スイング中にクラブと体が離れない。そして大事なのが“重心が動かない”こと。フォローにかけて浮いてしまう選手が多いのですが、2人とも飛び上がるような動きが一切ない。これは賞金女王となった鈴木愛さんにも言えること。それは言い換えれば下半身でスイングできているということでもあります。そして心の重みと書いて重心と書くように、心に力みがないことも共通点。“力づくで飛ばそう”と言った邪な気持ちが出てくれば自然と体は起き上がり重心が浮いてしまいます」

■パー5でギアチェンジ 流れを呼び込むテレサのスイッチ
ショットメーカー2人の名勝負。辻村氏も「どちらが勝ってもおかしくなかった」と語るほどの激闘の明暗を分けたのはわずかの差。それは宮崎CC独特のコーライグリーン。

「勝負を分けた1つはパッティングでしょう。ミニョンさんは今週いつも以上にパター練習していました。ロッカーやホテルのフロントでも球を転がしている姿も見かけるほど。そのくらいコーライのきつい芝芽に苦しんでいる印象でした。一方のテレサは台湾生まれということもあって(台湾のコースはコーライが多い)芝にしっかりと対応できていましたね」。ましてや3年前に優勝したコース。バーディへのイメージを作る時点でテレサに分があった。

もう1つ要因に挙がったのがパー5。4つしか伸ばせなかったミニョンに対し、テレサは8つ伸ばした。バーディを獲れるホールが少ないコースに置いてこの差は大きい。最終的についた4打という差はここにあった。ちなみにテレサは今季パー5平均スコア2位である。

「テレサさんは伸ばしどころと見るやギアを上げる。パー5のティショットは他のホールよりも15〜20ヤードくらい飛ばしているんです。それも力まずに。ここからはあくまで僕の見立てですが、腕の力は逆に抜いている。そして体幹にいつも以上にスッと力を入れている。そしてクラブをいつも以上にしならせて鋭く飛ばす。力任せに無駄に振るほど無駄が出ることを分かっている。鍛えた体幹の力を上手く使うことで道具のポテンシャルを最大限に引き出しいている。飛ばしかたを知っています」

多少方向性は落ちるが、それでも力みがないから大きく曲がらない。そのティショットを武器にパー5でバーディを奪って、試合の流れを作っていく。それが“テレサスタイル”。今大会ではピタリとハマった。

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